スプリンクラーや消火栓はどうやって安全を確かめるの?
スプリンクラーや消火栓は、いざというときに確実に作動しなければ意味がありません。
そのため、施工後や定期点検の際に、安全に動作するかを厳しくチェックします。
スプリンクラーは火災が発生したとき、自動的に水を噴射して火を消します。
誤作動や水が出ないトラブルがあってはならないため、水圧試験(耐圧試験)が欠かせません。
そこで、スプリンクラーの配管に水を流し、規定の圧力に耐えられるかを確認します。
通常、設計圧力の1.5倍程度の水圧をかけ、漏れや破損がないかを細かくチェックします。
ほかには放水試験(散水試験)もあります。
実際にスプリンクラーヘッドを1つ作動させ、水が適切に噴射されるかをテストします。
このとき、スプリンクラーヘッドから均等に水が噴射されるか、水が十分な範囲に広がっているか、水圧が弱すぎたり、強すぎたりしないかをチェックします。
火災時には、複数のスプリンクラーが順番に作動するため、1か所だけでなく複数のヘッドで試験しましょう。
あと、忘れていけないのはアラーム機能の確認。
スプリンクラーが作動すると、連動して火災警報が鳴る仕組みになっています。
作動時に、警報装置が正しく動作するかどうかも確認しましょう。
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